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「名前」について考える

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SiEチームの野口です。
今日は「名前」について書いてみたいと思います。

少し前に「名前」について考えるきっかけがありました。
それは「水素で走る車やバスの特集」をニュースで見たことです。
水素自動車と言われていて、二酸化炭素などの有害物質を一切出さないで走れる車のことです。

トヨタの水素自動車は「MIRAI」とい名前で、バスの名前は「SORA」という名前だそうです。
水素自動車自体がとても夢のある話ですし、今後の期待も大きい分野です。
そこに「MIRAI」「SORA」という名前…。
綺麗でセンスのある素晴らしい名前だなと思いました。

私たちは、色々な会社のシステムを見ますが、システムの名前にはユーモアのあるものが比較的多いです。
クスっと笑ってしまうような名前のものもあれば、なるほどね!と思う名前のものもあります。
もちろん、なんでこんな名前なんだ?よくわかんないぞ?というものもあります。

ただどのシステムも「わかりやすいように」「覚えやすいように」「それでいてちょっとしたユーモアを」という思いが入っているように思います。
システムというと、なんだか無機質なもののようですが、そこには「希望、願い」を込めて名前を付けた人たちがいるのだなと思います。

新しいシステムを開発しようとした時、皆様ならどんな名前を付けますか?

システムと言うと実感がわかないかもしれないので、新しいファイルに名前を付けるとしましょう。
そのときにどんなことを考えますか?
安易に「XXXX_2」とか「XXXX_②」とか付けたりしていませんか?
もちろんそれでいい場合もあります。
でも、それではわからない、伝わらないものもあります。

「わかりやすいように」「覚えやすいように」「それでいてちょっとしたユーモアを」
そんな名前が付けられたら、誰でも覚えやすくなるのではないでしょうか?
それが仕事の効率化にもつながるかもしれません。

この文章が、「名前」を付けることについて、今一度考えてみるきっかけになればなと思います。