代表取締役の石川春です。
早いもので3ヶ年の中期経営計画が最終年度に入りました。
この間に日本では想定を上回るスピードで少子高齢化が進み、人口減少期に入りました。

そして、ビジネスや暮らしのグローバル化が進展し、従来の慣習にとらわれない社会の在り方、
価値観への変革に迫られています。そのような中、当社が掲げるサービスビジョン
「私たちの体験をサービスに乗せ世の中のバックオフィス業務を場所・モノ・時間から解放する」は、
抱える課題を解決に導く一つの姿だと改めて確信しております。
今現在の私共の取り組みにおける進捗状況について皆様に共有いたします。

１．サービスプラットフォームの構築（事業 DX）

2022年12月にリリースした当社の体験を集約したサービスプラットフォーム「ALFA-BASE」は、
その後改良を重ねながら範囲を拡げ、機能の拡充を図って参りました。
この「ALFA-BASE」は、プロジェクトの達人・ナレッジのツボ・データの館の３つのカテゴリーで構成され、
当社がこれまで培ってきた経験体験、およびこれから積み上げていく経験体験を体系的に蓄積し
お客様へより効果的で質の高い改善サービスをお届けするベースにしていきます。
構築と実運用を並行して進める体制へシフトし、コンテンツ充実化と人財育成を図り、2024年1月に全29機能のリリースを完了することを目指します。

２．ショールーム化（社内 DX）

財務情報、プロジェクト情報、人財情報など事業活動の根幹を成す経営データを
いつでも、どこでも利活用できる環境を整備しています。
管理会計については、BIツール「Microsoft Power BI」を活用し、様々な切り口から視覚的かつ動的に
今の経営状況を確認できるようになり完全ペーパレス化を果たしました。

また、当社が長年認証を受けている品質マネジメントシステム（QMS）および情報セキュリティマネジメントシステム（ISMS）を、事業活動への親和性を高めつつデジタル運用を前提にした基盤に抜本的に刷新するプロジェクトを立ち上げ、2024年度に向けて進めております。

３．新たなサービスの確立（創造 DX）

より円滑に人と人とを結びつけ、個の力（ナレッジ）を組織の力（ノウハウ）に繋げられるサービスづくりを
発想の起点に、「ALFA-PERSON」に引き続き、シェアードサービスの事業化を目論んでおります。
2023年度中の立ち上げを目指しタスクフォース部隊を結成し、市場調査から事業構想、そして具現化を推進しております。