HISTORYアルファテックスのあゆみ

アルファテックスのあゆみ
1988昭和63年 3月
「テクノコンピュータサービス株式会社」
として豊島区池袋に設立

HIGHLIGHT「アンチ・コンピュータ」からの創業

「これからの情報化社会は、コンピュータメーカーからユーザーが主導する時代へ転化する」。石川 勝(現 取締役会長)がアルファテックスの前身会社を創業した理由のひとつは「人がコンピュータに使われている状況を変えたい」という強い思いでした。
石川は大手コンピュータメーカーの金融システム部門の指揮を執りながら、ユーザーが使いにくいコンピュータと格闘している状況に大きな疑問を抱いていました。そこで自ら起業し、「システムをつくるのではなく、お客様に寄り添い、現場の問題を解決する」ことにこだわった独立系情報システムハウス「テクノコンピュータサービス株式会社」を設立しました。

1988昭和63年
3月石川 勝が社長に就任
11月本社オフィスを文京区本郷に移転
1990平成2年
10月本社オフィスに東京システム開発センターを開設
1991平成3年 5月
商号を「アルファテックス株式会社」へ変更

HIGHLIGHT「ALFA+TECCS」はシステムサービス会社

「3年間会社を継続できたら社名を変えて、さらなる発展を目指そう」。創業者 石川 勝のお客様志向の経営と成長への意志が業績にも表れ、テクノコンピュータサービスは初年度から黒字経営を続けてきました。新しい社名となった「アルファテックス」のアルファ(ALFA)は、4つのキーワード「Aggressive(積極的)」「Lively(活発な)」「Fresh(新鮮な)」「Advance(前進する)」を組み合わせた造語です。テックス(TECCS)は前身の社名を残しました。その理由は最後の「S」、すなわち「サービスを抜きにしては私たちの存在意義はない」との強い信念です。アルファテックスは、お客様のニーズや時代の変化に積極的に対応しつつ、新たな成長ステージへと進んでいきます。

1991平成3年
7月大阪開発センターを大阪市北区に開設
1993平成5年
4月浜松システムセンターを静岡県浜松市に開設
医療システム部門を発足し病院情報システム市場へ進出
1994平成6年
5月大阪営業所を大阪市都島区に移転
1997平成9年
2月CI構築のためロゴマークを制定しコーポレートサイトを開設
1999平成11年
9月アウトソーシング事業拡大に向けて「アルファ情報サービス株式会社」を設立

HIGHLIGHT女性だけの専門会社をつくる

1990年代、当社は他にないシステムサービスを提供し順調に業績を上げてきました。その一方、創業者 石川 勝の脳裏に残り続けた問題が、コンピュータ会社の中で働く女性たちでした。能力が十分に活かされず、男女格差も埋まらない。この状況を改善しようと、「アルファ情報サービス」を起ち上げました(2010年、アルファテックスに経営統合)。事業内容はシステム領域を超え、お客様のバックオフィス業務を一括受託して業務の運用と改善を提供する、女性たちを中心に事業運営される専門会社です。この設立を契機に、アルファテックスは「アウトソーシング事業」へと展開していきます。

アルファ情報サービス
1999平成11年 9月
アウトソーシングサービスを
『SMILEサービス』と称して本格展開

HIGHLIGHT「バックオフィス業務」にスマイルを

「そもそもお客様が自社でコンピュータ機器を保有するから問題が生じているのではないか?」。当社は、お客様がSEやオペレータを雇用すること、情報セキュリティに多大なコストを掛けていることに大きな疑問を持っていました。大手電機メーカーの経理部門のバックオフィス業務を一括受託したことにより、当社はアウトソーシングサービスを本格展開。お客様の業務効率化に向けて最適なスタッフをコーディネートし、経営効率をアップさせる一括業務受託サービス「SMILEサービス」を開始しました。
単なる「業務請負」「派遣サービス」と違い、根幹に常に業務改善志向を置き、お客様の経営効率をアップさせることをアウトソーシングのゴールとしました。

2000平成12年
8月本社オフィスを文京区湯島に移転
2000平成12年 12月
サービスレベルと品質向上に向けてISO9001〔QMS〕認証を取得

HIGHLIGHT国際基準に対応で品質向上、リスク分散化

世界経済のグローバル化が進む中で、海外進出やグローバルビジネスに取り組むお客様が増えることが予見されたため、当社は一早く「業務実態の監査」などに対応し、また、国際的な品質基準を満たすためISO9001を取得しました。あわせて自社の業務効率化を進め、地球規模に広がる情報ネットワークにも対応。情報セキュリティの強化、データセンターの地域分散化など、リスクマネジメント強化を図りました。

ISO9001
2006平成18年
7月本社オフィスを千代田区神田錦町に移転
9月広島システムセンターを広島市東区に開設
2007平成19年
10月サテライトオフィスを千代田区神保町に開設
スタッフサービス事業『ありすこスタッフ』を本格始動
12月情報セキュリティ強化に向けてISO27001〔ISMS〕認証を取得
2008平成20年 10月
ワークフローシステム『ALFA-Palette』の販売開始

HIGHLIGHT豊富なノウハウを多くのお客様に

当社は多くの業務改善の経験から、手書き書類や印鑑を用いた「社内申請業務」の非効率性を改善するため、当社のノウハウをパッケージ化し、紙の申請を電子化して経費を透明化する『ALFA-Palette』を開発。申請は場所を選ばないため、意思決定のスピードアップが図られ、経営体質の強化にもつながります。なお、一度伝票を起こしたら再入力できない仕組みにより、出張・交通費などの不正請求の原因究明・防止にも役立ちます。クラウド化により、多くのお客様にご利用いただけるサービスとなりました。

2010平成22年
3月浜松オフィスを閉鎖し情報資産を都内データセンターに集約
4月「アルファテックス株式会社」と「アルファ情報サービス株式会社」を経営統合
6月大阪オフィスを大阪市淀川区に移転
10月官公庁入札市場のシステム開発・運用・保守領域に参入
2011平成23年
11月購買伝票処理サービスの販売開始『Palette Green』の販売開始
2012平成24年
4月久保 彰が社長に、石川 勝が会長に就任
本社オフィスを港区芝に移転
2012平成24年 5月
帳票WEB配信サービス『WEB EXPRESS』を販売開始

HIGHLIGHTバックオフィス業務のクラウド化を推進

東日本大震災の影響によってクラウドサービスが注目を集め、利用する企業が急増しました。一方、一貫してバックオフィス業務改善を支援してきた当社は帳票類の作業効率を上げるさまざまなノウハウを蓄積していました。そこで請求書業務をターゲットに、帳票発行等をWEB上で完結するアプリケーションサービスを開始。バックオフィス業務のクラウド化に先鞭をつけました。

2013平成25年
7月『ALFA-Palette』シリーズを核とするクラウド型アプリケーションサービス事業を本格始動
12月打刻クラウドサービス『簡単タイムレコーダー』の販売開始
2014平成26年
5月森本 潤一が社長に就任
コーポレートサイトを大幅リニューアル
6月「中小会計要領に取り組む事例65選(経済産業省)」に選出
2015平成27年
4月『ALFA-Palette』と株式会社TKC様の『FX4クラウド』の商品提携開始
7月大阪支店を大阪市中央区に移転
2016平成28年
5月自社伝票処理において電子帳簿保存法スキャナ保存制度に対応
2018平成30年 3月
創業30周年を迎える

HIGHLIGHT創業30周年を機に第二創業期へ。受け継がれる意志

第二創業期として「人間中心のシステムサービス業」という事業の根幹に置いた価値観はそのままに、その他は時代の変化、お客様や社会ニーズの変化を先取りできるよう「自主自立」の経営姿勢で取り組むことが示されました。新生アルファテックスが始動し、機能別組織への改編や知識・ノウハウの蓄積、新商品・新サービスの開発を推進し、新たな事業領域にチャレンジできる環境が整えられました。

2018平成30年
4月石川 春 社長就任
2019令和元年
10月長野県小海町と『憩うまち協定』を締結
2019令和元年
業務可視化分析サービス始動

HIGHLIGHT「隠れた課題の見える化」から始める

当社は長年、業務改善・改革を支援してきた経験から、バックオフィス業務にはお客様自身では気付かない問題が多く存在することを知っています。長年の悪習慣や改善できないという思い込み、担当者の属人化など、こうした隠れた課題を見える化する「業務可視化分析サービス」を開始しました。分析ツールを用いて働き方や業務の流れを把握し、ばらつきのある業務を標準化するなどの改善策をご提案。業務改善のさらに先にある「人の働き方」を見つめたご提案により、多くのお客様から高く評価されています。

2020令和2年
本社オフィスを品川区 五反田に移転

HIGHLIGHT新天地で第二創業は加速する

「これまでの事業基盤の上に、新たなビジネスの“花”を咲かせたい」という社長の想いを実現するために、組織改編とともに重視したのが社員の働く環境を変えること、すなわち本社の移転です。より高度なクリエイティブを追求できるよう、IT企業の新たな集積地として注目される東京・五反田に移転しました。スタートア ップ企業が多く集まるエリアで刺激を受けながら、社員一人ひとりが柔軟な発想を培い、お客様や社会の期待を超える新たな商品・サービスを生み出します。

オフィス
2022令和2年 3月
経済産業省「DX認定事業者」認定を取得

HIGHLIGHTビジョン実現のためのDX戦略

国が策定した指針を踏まえて、DX推進にて優良な取り組みを行う事業者を認定する制度において「DX認定事業者」としての認定を取得しました。
「私たちの体験をサービスにのせ 世の中のバックオフィス業務を 場所・モノ・時間から解放する」というビジョン実現のため、DX 戦略に基づくデジタル技術の利活用を推進しています。