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DX戦略の進捗報告 Vol.12

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代表取締役の石川春です。

2021年度より推進してきた当社のDX戦略は6年目を迎えました。
これまで私たちは、事業・組織・人の変革を実現するために、デジタル技術の活用を軸としたDXに取り組んできました。
その結果、ナレッジの蓄積、業務プロセスの変革、そしてサービス領域の拡大シフトなど、少しずつではありますが確かな変化が生まれています。

そして今、世の中は新たな転換点を迎えています。
生成AIの急速な進化によって、単なるデジタル活用の時代から、人とAIが協働して価値を創造する時代へと移り始めています。近年、この変化を「AX(AI Transformation)」と呼ぶようになりました。

私たちにとってAXとは、AIに仕事を任せることではありません。
AIを強力なパートナーとして活用しながら、人だからこそ発揮できる創造力、共感力、判断力をさらに高め、お客様への提供価値を進化させていく取り組みです。
今回は、こうしたAX時代への移行も見据えながら、経営方針発表会で掲げた「3つの変革」の進捗状況についてご報告いたします。


1.サービス領域の変革

【目指している姿】
お客様の業務を支えるだけではなく、お客様の事業や戦略そのものに関わる存在へ。
サービス領域を「業務×管理」から「事業×戦略」へシフトすることを目指しています。

【現在の進捗】
ALFA-BASEによる情報蓄積と活用が進み、また生成AIの活用も広がることで、お客様の課題をより多面的に捉えられる環境が整い始めています。
これまで現場レベルで捉えていた課題に加え、事業計画や経営課題を起点にしたテーマへの提案機会も着実に増えてきました。
単なる効率化支援ではなく、お客様の未来づくりに貢献する案件へと質的な変化が生まれています。
AIが当たり前のように日常に溶け込み、人間とAIが共存する社会に進化してきています。


2.カイゼン力の変革

【目指している姿】
「改善」ではなく「カイゼン」。
部分最適ではなく全体最適。効率向上ではなく価値創出を生み出せる組織へ進化することです。

【現在の進捗】
社内で企画したOA化大賞や各種カイゼン活動を通じて、現場から多くの知恵や工夫が生まれています。
また、ALFA-BASEやアルファWikiへのナレッジ蓄積が進み、個人の経験や成功事例を組織の資産として活かせる環境も整ってきました。
カイゼンは、一部の人が行う活動ではありません。一人ひとりの気づきと行動が組織全体の進化につながる文化として定着しつつあります。


3.時間の使い方の変革

【目指している姿】
作業時間を減らし、考える時間・創る時間・挑戦する時間を増やすことです。

【現在の進捗】
生成AIや業務シミュレーター、各種業務支援ツールの活用が進み、従来は人が行っていた作業の一部をデジタルに任せる取り組みが広がっています。
重要なのは、削減した時間を単なる余剰時間にしないことです。
私たちはその時間を、お客様理解の深化、新たなサービス創出、個人の成長、そして未来への投資に振り向けていきます。


DXは、システムの導入でも、AIの活用でもありません。私たち自身の考え方や行動、そして価値創造の在り方を変革する取り組みです。
3つの変革はまだ道半ばです。しかし、確実に前進しています。
これからも当社は、変化を恐れず挑戦を続けながら、お客様にとっての希望となる存在を目指してまいります。